作成者:宮田龍弥
赤司研究室B4の宮田龍弥が、香港理工大学(Hong Kong Polytechnic University, PolyU)にて、研究室訪問および自身の研究発表を行いました。
【研修レポート】
香港理工大学は、「百万ドルの夜景」と称される夜景が望める香港一の観光スポット「ビクトリア・ハーバー」からほど近い、街の中心地に位置しています。キャンパスに到着してからはまず、Assistant officerのMs.Kateが構内を案内してくれました。赤いレンガを基調とした建物が多い中で、ザハ・ハディド設計の現代建築「ジョッキー・クラブ・イノベーション・センター」はそのユニークな外観がとても印象に残りました。
建物に入ると、Wang Shengwei先生が僕を笑顔で出迎えてくれました。香港理工大学ではWang先生の研究室を含め、建築環境工学やスマートビルの研究がとても盛んに行われており、同じフロアの部屋は全てこの分野の研究室で構成されているといいます。設備機器類のBASや自動制御装置に関する実験室まで備わっていたのが興味深かったです。
その後、Wang先生の研究室のゼミに参加して、自身の卒業論文の発表やディスカッションも行いました。研究に関する多くのコメントや指摘をもらえたのは嬉しかったですが、何より印象的だったのは、言語の違いはあれど、ゼミの形式や雰囲気が、赤司研のものとほとんど変わらなかったことです。香港という異国の地で、どこか強い既視感を覚えたのは非常に面白かったです。またそれと同時に、研究に対する向き合い方や想いは世界どこでも共通なのかもしれないな、と感心しました。
この訪問・発表は工学系研究科のプログラム「工学系研究科・工学部 海外武者修行」の支援により実現しました。関係者の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
キャンパス構内の様子
香港中心地にある繁華街の様子
ビクトリアピークから香港の都市が見下ろせる
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